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2007年6月、研修でプラハ・ウィーン・ブタベストを訪れた私たちは、各都市で路面電車の姿を幾度となく拝見しました。建築物の高さや風合い・デザインが統一される街の中を、縦横無人に走る路面電車は、都市の風景を構成する重要な役割を果たしていました。
ウィーンの街なみ
 最初に訪れたのは第二次世界大戦の戦火をまのがれ、歴史的な建築物が今も色濃く残る「プラハ」です。東西約25km、南北約15kmの市内には、至るところに路面電車の線路が敷設されています。早朝4時台から深夜0時以降まで運行され、日中の本数も多く、市民の重要な足となっています。

 プラハ市では、プラハ城の周辺や公園の周囲などの複数個所で軌道敷緑化を見ることができました。芝生に囲まれた中を、颯爽と走る路面電車は、見ていて、とてもすがすがしいものだと実感しました。また街路樹に包まれた線路も数多く目に映りました(市街地は基本的に石舗装)。
緑化基盤の設置
カーブを描く芝生軌道
施工後状況
 およびバス路線がくまなく走っています。旧市街を取り巻く環状道路「リング」を走る路面電車(トラム)1番・2番は、観光客にも大人気。街路樹の中を走る路面電車は、ウィーンの1つの顔として、風景に溶け込んでいました。

 切符は1回券から地下鉄・路面電車が終日乗り放題の24時券・1週間券など様々。地下鉄・路面電車共に改札が無く、抜き打ちの検札時に不正乗車が発覚すると高額な罰金が科せられます。私たちは、24時間券を買い込み、新型の路面電車(バリアフリーの超低床車)に乗りました。これは実に快適です。乗り降りの便利さだけでなく、音も少なく、ゆっくりと走っている山手線に乗っているような雰囲気と書くと伝わるでしょうか? 心の中にあった路面電車という規定のイメージは薄れていきました。
街路樹の中を走る路面電車
街路樹に包まれた軌道
ウィーンの軌道敷緑化
ウィーンの最新車両
 ドナウ川を挟んで発展したブダペストは、国の総人口の約2割を占める経済・文化・観光の中心地。市内には地下鉄3路線、バス203系統、トロリーバス14系統、路面電車23系統がネットワークされ、市民の足となっています。

 ドナウ川を挟むように国の重要施設が連なり、路面電車がそれらを繋いでいます。特にブダペストで最も大きい西駅や王宮などを結ぶ主要路線(4・6番)では、ほぼ100%最新の低床車両が活用されています。
ブダペストの最新車両
都市景観になじむ路面電車
ドナウ川を渡る路面電車。
橋の上にも駅が設置されています。
 どの都市を訪れても、街の景観に必然性のある一体感を感じていました。1つ1つの建物に「派手さ」は無くても街全体のトーンが整い、街歩きがとても楽しく感じられました。日本や上海では、とかく「隣よりも目立つ」ことが重視されるように思います。欧州は、集団(全体)のトーンを意識した中で、個を演出することに長けているようです。民族性によるものか、文化の熟度によるものか分かりませんが、今後の日本の街づくりにも、個々の前に街全体のトーン設定が重要であると感じました。
記事 熊原 淳(広報担当)
平成19年6月29日

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